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ささっと沖縄旅5 [日記]

標高140mの位置にある物見台「東のアザナ」へと進みます。

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白銀門
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次の寝廟殿へ詣でるため、国王が通るための門だったようです。
それ以外の人々は脇門をくぐったと伝えられています。

寝廟殿
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国王が亡くなったときに一時的に霊柩を安置する場所です。
内郭の東の端「御内原」の最も東寄りにあり、御内原でも神聖視された建物だったそうです。
まわりには樹木が鬱蒼と生い茂り、昼間でも薄暗いところがあったとか。
建物についての詳細はよく分かっていないらしく、建物の輪郭のみを平面的に示しています。

東のアザナ
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振り返ると首里城の全貌が望めます。

首里城赤瓦
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湯屋
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御内原の北側に、女官たちの浴場があります。
国王は別の場所で入浴していたそうですが、その場所は明らかになっていません。

淑順門
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国王やその家族に仕える女官らが御内原へ入るときにくぐった門です。

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石垣の新旧がはっきり分かりますね。

久慶門
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歓会門が正門であるのに対し、こちらは通用門で主に女性が利用したといわれています。
国王が寺院を参詣したり、浦添から以北の地方へ行幸するとき等にも使用されました。
現在は順路的に出口専用になっていますが、本来は日常的に出入りに使用されていたようです。

アカギの大木
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全て(PowerShot G7 X Mark III)

戦争で焼けてしまい、幹も台風で折れてしまいましたが、残った幹にアコウが着生して大きく育っています。
生命力の偉大さを感じますね。
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コメント 2

斗夢

枯れたアカギにアコウが着生して、まるでアカギですね。
珍しいことなんでしょうね。
by 斗夢 (2021-10-29 21:15) 

rascal

完全に一体化していて、着生だと言われないと気が付かないですね。
わざわざ説明があるところを見ると、珍しいのだと思います。^^
by rascal (2021-10-31 17:52) 

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